☆ダイエットにはお風呂が大切

自律神経とは、基本的に、内臓の活動を調整するための神経です。
自律神経は『交感神経』と『副交感神経』の2つからできており、交感神経は興奮状態や集中力が高い時に優位になる神経です。
それに対して副交感神経は『安らぎの神経』とも呼ばれ、リラックスして落ち着いているときに優位になる神経です。
ダイエットの分野に関しては、激しいトレーニングを行うことで交感神経が優勢になることから、「興奮状態にあれば脂肪もたくさん燃えるのか!」と思いがちですが、実は脂肪燃焼効率が高くなるのは、副交感神経が優位のときです。
これには『睡眠の質』が関係してきます。
交感神経が優位になると、その日の睡眠の質が下がってしまいます。
疲れて眠ったとしても、脳は興奮状態にあり、休まることがないのです。
たくさん寝ても寝ても疲れが取れないという人は、そういった部分にも原因が潜んでいるかもしれません。

カロリーの摂取量を同じにして、8時間睡眠をとったグループと、5時間睡眠を取ったグループを比較検証したところ、「8時間睡眠をとった方が、約50パーセントも脂肪燃焼度が高くなった」という結果もあることから、脂肪燃焼の重要な時間帯は睡眠中ということが分かります。
副交感神経が優位になった状態でとった良質の睡眠には、内臓がしっかりと休まるのです。
内臓が正常に回復すれば、その働きも活性化され、脂肪燃焼の約70パーセントが無駄なく使えるということになりますね。

話は変わりますが、入浴の重要性をご存知でしょうか?
簡単なシャワーで済ませるのではなく、湯船に20分以上、きちんと浸かっているでしょうか?
特に忙しい現代人は簡単なシャワーで済ませるという方も多いのではないでしょうか?
ダイエットは単純に食事を抜くことでもなく、がむしゃらにトレーニングすることでもなく、本来のきちんとした生活を行うことに重要なポイントがあるのです。
さて、湯船にしっかり浸かることで得られるダイエット効果は3つあります。
①内臓を温める
②疲労物質の除去
③自律神経を整える

内臓を温めると痩せる身体になる

約70%の脂肪燃焼効率に関係する内臓。
暑い時期になると、冷たい水が欲しくなりますね。
ジムでトレーニングをする際には、冷えた水を飲むことが多いと思います。
外食するときも、コップには氷の入った冷えた水が出てきます。
食物にも身体を冷やす、または温める食べものがあり、私たちは普段の日常生活において、冷たいものを摂ることが多い傾向にあります。

その結果、きちんとトレーニングしていても、身体の中は冷えていることがあるのです。
もちろん、冷たい水を飲むことが一概に悪いというものではありません。
運動中などは、冷たい水の方が吸収率が上がるため、熱中症や脱水症状を予防するうえで大切なことです。
重要なポイントはそのあとにしっかりとリカバリーをすることです。
ここで、お風呂が有効になってくるのです。
お風呂は38度~40度ぐらいのぬるいと感じる湯船に、約20分浸かると効果があります。
お湯を熱くしすぎると浸かる時間が短くなり、結果、身体の表面しか温まらない状態になります。
ゆっくりジワジワと内臓が温まるようにすることが大切です。
なお、お風呂の前後では水分を忘れずに。
水は冷やしていると元に戻ってしまうので、白湯か常温水が良いでしょう。